私の経験からいくつかの特徴を挙げてみましょう。
第1は、貴女の離婚したいという気持ちを夫が理解できないことが多いという点です。「暴力・暴言、浮気などがあったものの妻は我慢してくれた」、「家事・育児を手伝うことはあまりなかったが自分は仕事一筋で家庭を守ってきた」、「長年何も言わなかったじゃないか、何故、今頃になって離婚を言い出すんだ?」、このように考える夫が何と多いことでしょう。
第2に、夫は長年働いてきて、相応の財産(預金、不動産、退職金、保険など)が形成されていることが多く、財産関係の清算が複雑な点です。
熟年離婚は複雑になりがちであり、早期に弁護士に相談されることをお勧めします。