DV（ドメスティック・バイオレンス）とは、親密な関係において男性が女性にふるう、身体的、性的、心理的な暴力のことをいいます。平成13年に成立した「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」（DV防止法）では、「配偶者からの暴力」とは、配偶者からの身体に対する暴力（身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすものをいう）又はこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動のことをいうとされています（同法1条）。
DVが行われた場合、裁判所に対して保護命令を申し立て、退去命令などの発令を求めることができます。
（弁護士 井上元）
